齋藤一徳は親は子どもにどう接するべきとかんがえるのか
今の世の中、昔よりも過保護な親が増えています。
一見、些細なことのように思えますが、過保護は子どもをダメにしてしまう大きな原因のひとつであります。
なぜなら、過保護な親に育てられた子どもは確実に成長を阻害されます。
過保護な親は、自分に自身が無いので、子どもをコントロールするために、優しさで自分に依存させようとします。
優しいことはいいことだと思う人は多いと思いますが、過保護な母親の優しさは、子どもを自分のコントロール化に置くためのものであることがほとんどです。
過保護な親に育てられると子どもは表面的には、優しい人に育ちます。
それは、いいことのように思えますが、その優しさは頼りにならない優しさです。
優しいけど、優しさを人から嫌われないための回避行動として利用します。
また、なにかに挑戦しようとすると、いつも過保護な親に変わりにやって貰っていたので、自分から何かをしようという積極的な気持ちを持つことが難しくなります。
さらに、粘り強く何かをやり遂げる気力も育たないので、全てが中途半端に終わることが多いでしょう。
優しいとか人柄が良ければいいという人もいるかも知れませんが、人に何かを与えられる優しさではないのなら、その優しさにはそれほど意味はありません。
このように、自分で立つことが出来ない子どもを育ててどうするのですか?
親であるあなたがいつまでも子どもの面倒を見れるわけではありませんよ。
未来ある子どもをダメにしてしまわない為にも、過保護になることは避けましょう。
そして、もし現在、過保護になってしまっているという自覚があるのなら直ちにやめてあげてください。
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